ソ連製レンズ

今日はカメラの交換レンズを購入したので、それについて書きます。


購入したのは、
「インダスター61L/D 55mmF2.8」
という、旧ソ連の工場で作られた古いレンズです。

第二次世界大戦でドイツが負け、カールツァイスの技術者や設備がソ連に移動しました。
そこで作られたコピー品です。


このレンズは、ライカLマウントの単焦点レンズでかなり小型。
先月購入したミラーレス一眼カメラ、Lumix GF1にアダプターを介して装着して、中望遠レンズとして使おうと思います。
(35mm判の55mmは、マイクロフォーサーズなら110mm相当の画角ですね!)



インダスター61についてウィキペディアで調べました。

" 3群4枚のテッサー型、レンズ構成の一部に酸化ランタンを含有する高屈折率硝子を含む。Lマウント。すべて固定鏡胴である。52mm、53mm、55mm表記の製品もある。主にFED工場が生産した。"


では、"テッサー"とは?
"テッサー(Tessar )はカール・ツァイス社が製品化した単焦点写真レンズ、及びその構造の名称である。
(中略)
構成はウナーの前群とプロターの後群を合わせたもので3群4枚構成。特許上は2枚目と3枚目の間に絞りがある。「鷲の目」と呼ばれるシャープさが特徴であり、このレンズの登場によって多くの人々が「普通によく写る」レンズを手に入れたと言われる。
(中略)
明るい大型レンズが普通になった現在でもその単純な構成からコンパクトなレンズとして使われ、スナップ重視のユーザーの支持は厚い。"



明日には荷物が到着するかな?
早くテスト撮影したいです!!